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『追想五断章』/米澤穂信

追想五断章追想五断章
(2009/08)
米澤 穂信

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◆古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件“アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?◆


結末を伏せた「リドルストーリー」がモチーフ。
といっても私はその言葉がどんなものを指すか知りませんでした。でも、作中で芥川龍之介の「藪の中」が挙げられているのを見て納得。これは好きだ。「藪の中」は大学のゼミで研究したりもしたので、思い入れがあります。映画やってますがあれはどうなんでしょうね。
閑話休題。
じわじわ面白かったです。米澤さん自身も言っておられますが「いぶし銀」な感じ。
仕掛け自体はそんなに複雑ではありませんが、惹きつけられるものがありました。ラストでケリがつくかと思いきや、やっぱり全体通してリドルストーリーなんだろうな、という印象になりました。
余韻が存分に楽しめる一作です。

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